2010年9月の記事一覧

メルマガ第36号 出ました!

※カタカナ付の正規テキストはメルマガをご購読ください。※

ポッドキャストで学ぶ韓国語 "サランヘヨ・ハングンマル!" <第36号>



mp3 ・オヌレ・ハングンマル036:オルマナモムルルイェジョンイセヨ
 ・ムンポベシガン:用言活用のパッチム処理(1)(2010.9.15収録)

 ・日韓人インタビュー:村松香奈子さん(裏千家ソウル出張所代表講師)

  Cf. 裏千家ソウル出張所を取材!

メルマガ第36号
メルマガ第36号
メルマガ第36号
メルマガ第36号
メルマガ第36号

ご感想と韓国語に関するご質問はこちらから

メルマガ第35号 出ました!

※カタカナ付の正規テキストはメルマガをご購読ください。※

ポッドキャストで学ぶ韓国語 "サランヘヨ・ハングンマル!" <第35号>



mp3 ・オヌレ・ハングンマル035 ヨックォンジュセヨ
 ・韓国語の世界:「サランヘヨ」が日本を救う!^^(2010.9.8収録)


メルマガ第35号
メルマガ第35号

韓国語の世界■「サランヘヨ」が日本を救う!^^


韓国人は「サランヘヨ(愛します)」という動詞表現で、愛を誓うのだという話をしました。

すなわち、「サランヘヨ」とは、その人に対して責任を持つという宣言であり、自ら主体的に「あなたに愛を与えたい」という情を示すことに他ならないんですね。

しかし、本来、愛というものはそういうもので、たとえば、親が子供を愛する時には、「好きだから」愛するのではなくて、好き嫌いの思いを超えて愛するわけです。嫌いな点があろうと、嫌いな性格の持ち主であろうと、それでも自分は子供を愛する、という愛の誓いによって、そんな「嫌い」を克服します。

祖父母も孫をそのように愛するし、先生もそのように生徒を愛するのが本来でしょう。

同じように韓国では、たとえば、姑もそのように嫁を愛するので、嫁に気に食わない所があっても、責任を持って干渉し、教育しようとします。

私の知り合いで、日本に嫁いだ韓国女性がいますが、最初は日本の姑がよくしてくれると喜んでいたのに、しばらく経つと、「日本の嫁姑関係は韓国よりも難しい」といい出しました。理由は「喧嘩ができないから」。「韓国なら姑が自分に不満があればそれを表現してくれるので、たとえそれでいい争いになったとしても、それを超えて心から理解し合える。ところが、日本では全部ふたをして距離を置いてしまうので、いつまで経っても近くなれず、通じ合えないんだ」といって悩んでいたのです。

本来は男女の愛、夫婦の愛もそのように「愛する」べきものなのです。そうじゃなくて単に「好きだ」、「愛している」という受け身の姿勢では、極端な話、それがいつ変わっても誰も責任が持てません。「好き」も「嫌い」も超えて、「私はあなたを愛します(サランヘヨ)」ということでなければ、時間が経てば「嫌い」な所などいくらでも見つけてしまうだろうし、それを克服する道がありません。

私たちは平気で「愛せない」などということを口にしてしまいます。しかし、それは、本来、「嫌い」だということがいいたいだけなのであって、愛が動詞ならば、本来、「愛せない」などということはあり得ません。たとえ「嫌い」になっても、少しでも克服しようと努力することそのものが「愛する」ことだからです。

そこで、結論です。日本の「愛」という単語はそもそも、明治維新を経て中国から輸入してきた中国語でした。それならば、この際、私たちはその日本の「愛」を補完するために、今一度、韓国から「サランヘヨ(愛します)!」を輸入してもいいのではないでしょうか! 動詞としての愛、「サランヘヨ(愛します)!」をそのまま日本に輸入してしまおうということです!

私の知り合いの日本の家庭は、韓流ブームのせいで、家族で「ヨボセヨ」と電話を受け合うそうですが、それなら、ついでに「サランヘヨ?!」といって切ったらいいのです。

韓国は、「サランヘヨ」であふれています。写真を撮る時や相手にメッセージを送る時に、「サランヘヨ?」といって、頭に両腕でハートマークをつくったり、両手で小さなハートマークを作ります。テレビで誰かが、家族や恋人、友人にメッセージを送る時には、最後は必ず「サランヘヨ?」で結ばれます。

我が家でも、家族で互いにハグする時には皆、「サランヘヨ?」といいながら抱きしめるので、我が娘も、まだ言葉を話し始めた頃に、会社に行く私に対して、「アッパ、サランヘヨ!」といっていました。

我が息子も、幼稚園の時にEメールを覚えて、初めて私に送ってきたメールには、「アッパ、サランヘヨ」とひたすら書かれていました。

日本人は今、人と人との「絆」をつくることが極端に難しくなっているように思います。そこで起こっているのが、韓流ブーム。私たち日本人も「サランヘヨ!」といって愛を宣言すべき時が来ているのではないでしょうか? ^^)/


メルマガ第35号

ご感想と韓国語に関するご質問はこちらから

メルマガ第34号 出ました!

※カタカナ付の正規テキストはメルマガをご購読ください。※

ポッドキャストで学ぶ韓国語 "サランヘヨ・ハングンマル!" <第34号>



mp3 ・オヌレ・ハングンマル034 チュルゴウォッソヨ
 ・ミラクル韓国:ソウルのミラクル車事情!(2010.9.1収録)


メルマガ第34号
メルマガ第34号

ミラクル韓国■ソウルのミラクル車事情!


韓国に来て間もないつんちゃんが、純粋に韓国で驚いたこと(ミラクル)を紹介し、それを私とあゆみちゃんが解説するという新コーナー「つんちゃんのミラクル韓国」です!

つんちゃんは韓国のクルマの運転が荒いけど、同時に上手だということに感動しているという話。

特に韓国のバスは、日本人には驚きです。実は、日本のような時間表がないため、道が空いていれば、さっと回って早く帰りたいのがバスの運転手さんの心理なんですね。^^;)

だから、バス停にお客さんが見えなければ見切りも早く、さっと行かれてしまうので、こっちも見つけてもらうのに必死です。

しかもソウルの中心部は路線が集中していて、同じバス停に同時に何台も到着するので、バス停が「点」ではなくて「線」。ここから向こうまでの長いバス停のどこかに自分の乗るバスが来ているかもしれないし、来ていたら早く行って飛び乗らないとさっさと行ってしまいます。

みんな自分のバスをつかまえようと走っているし、この時ばかりは腰の曲がった老人も早い早い! 「走り始めた汽車に一人飛び乗った?」という歌はありましたが、ドアは開けたけれど客がいないものと見切って動いているバスに「一人飛び乗る」という世界もあったんですね!まるで荒れ狂う獣を走りながら捕まえるように、「バスを捕まえる」という経験は、韓国でないとできないでしょう。(^^;)

そして、その獣の正体とは他でもない、「猫バス」なのでした。

私が韓国に来た当時、もう15年くらい前のことですが、友人の家に泊まっては、朝方バイトに行く前にいったん家に戻るためにバスに乗るということがありました。

韓国は早朝4時頃からバスが走っているんですが、道に車もなく、乗客も私一人。運転手さんは「どうせ客もいない」という見切りで、さっと回ってしまおうと思っているので、ものすごい速さでまだ薄暗い夜明け前の道を突っ走っていきます。高速なので、ちょっとした道の起伏でも、もうお尻が椅子から50センチも飛び上がります。

特に漢江の橋をわたる時、後ろのほうに座ってピョンピョン飛び跳ねながら窓を外を見ていると、まるで電線の上を走っている猫バスの中に乗っているかのようで、空を飛んでいるようでもあり、なんともいえない非現実的体験をしてしまったのです。

「猫バスの走る街...」――私は思わずそうつぶやいてしまいました。^^)/

メルマガ第34号
メルマガ第34号

ご感想と韓国語に関するご質問はこちらから